SGノート

ものづくり、ロボット、メイカー、バイク、

「わけあって絶滅しました。」

読みました。

 

わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

 

 様々な時代に絶滅してしまった動物が、自身の言葉でなぜ絶滅してしまったのかという疑問にやさしいイラストと共に語ってくれる。

こうすりゃ生き残れたかもという一言も、動物が過去を振り返るような印象のフレーズで紹介してくれる。見開きごとに1動物が書かれていることもあり、テンポよく読み進めることができた。

 

なぜという理由について、一番最初に思い付いた原因は人間。

人間の社会活動で環境が激変や、狩猟しきってしまうようなこと。

多くの動物の絶滅or絶滅危惧に関係しているのは違わないだろうが、この本に書かれている原因は人間が原因の外的要因のみではない。面白いのは進化の過程で獲得したもの、動物自身の能力により絶滅の道をたどってしまったものも書かれている。

 

読んでいて思ったのは、これにより絶滅してしまう主原因は"前提条件"が変わってしまい適応できないことに起因するということ。

例えば、高いところに果実がたくさんなっていた。それを効率よく食べるために、体を大きくしたが、反対に低いところの食べ物は食べれなくなった。そこで高いところの食べ物が何がしかの要因でなくなってしまった。高いところに食べ物があったから体を変化させたのに、それがなくなってしまった。前提条件が崩れてしまった。

 

この前提条件というものは結構日常で出てくるのではないだろうか。

プレゼンや仕事の内容など、相手に伝え方を考えるとき、相手がどれほどその内容について知っているか、どのような立場の人か、どのような状況で説明するのかを考慮する必要がある。これも前提条件。

もし、伝える内容についてよく知っている人に、基礎の基礎からすべて話すようなことは必要ないし、退屈。よく知らない人に対してはそうしないと理解されない。また難しすぎるなどでより簡単に話す努力が必要。

 

ロボットにも同じことがいえて、想定してた環境(前提条件)が狂った場合、うまく動作しないなどよくあること。

当たり前のことなんだけど結構起きていると思う。

前提の練りこみは大切だ。

これを考える方法の一つについてはまたの機会に書いてみるとする。

 

おわり

光るサイコロ(その2)~3Dプリント クリアアクリル~

水研ぎをやってみました。

サイコロの内側はやすりづらいのであまりやらず、外側をメインにやすりました。時間は15分程度。

やすりは#320→#1000→#2000で簡単に。

やすった結果は、空研ぎと比べ、部品の透明感、表面の滑らかさがでました。内側をほとんどやすっていないので、写真は積層跡が見えますが、外側の面に関しては透明に近くなりました。しかし、まだ曇っている印象があります。もっと透明感を出すなら、粗さの間隔を狭く、粗さを細かく、根気かつ丁寧さが重要ですかね。

中に空洞がないもの、もしくは磨くスペースを確保できるような形状であれば水研ぎで十分透明に磨くことができそうな気がします。

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ただ、今回は表面に黒塗装をするつもりでした。試しに#2000まで使ってしまったので少し粗さがなくなりすぎてしまったかもしれません。アンカーを期待して少しやすったほうがよさそう。

光るサイコロ(その1)~3Dプリント クリアアクリル~

最初の挨拶で組み込みロボットで遊んでると書きましたが、最近はGWから始めた光るサイコロを作ってました。

なにかガジェットらしいものを作りたかったこともあったけど、一番は4月末あたりにPICマイコンの小型さに興味がわいたから。あと3色LEDでいろんな色を出したかったことも。

 

光るサイコロは、20mm x 20mm x 20mmの大きさで、中に基板を仕込んで出た目によって色が変わるようなものを考えてました。

 

 筐体はfusion360で形にして、DMMの3Dプリントで作りました。材料は前から使ってみたかったクリアアクリルにしました。磨くと結構透明になるらしいとのことだったけど、実際やってみると結構根気がいるようです。

プリントしたままだと結構積層跡が出ていて透明ではなく結構白っぽいです。ただ、トップの面はプリントしたままでもある程度は透けて見えます。積層跡・サポート材の跡は少なからず見えますが。

左の写真のサイコロ6の目の透明感は実際の見た目に近いです。上の大きな部品はここまで白くありません。右の写真が比較的見た目に近いです。

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写真だともとより曇った印象になりましたが、サンドペーパー#400→#1000→#2000→リュータで少しこすりました。磨いた部分は少しテカリが出ましたが、一様にやるのは難しい・・・。今回は空研ぎをしましたが、水研ぎいいそう。(削りかすが悪さをするから。考えればそりゃそうだよなという感じ)次は試してみよう。

 

その他メモ

強度はアクリルなのでそれなり。

寸法はいつも通りで少し厚めに出ているよう。

ブログはじめました。

こんにちは。

 

ブログを書いていこうと思います。

何について書いていこうかというと、ものづくりをする中で考えたことを中心にしようかと思います。

組み込みロボットで遊んでいるのでそれに関連する内容が多くなると思います。

(メカ、エレキ、ソフト開発)

 

備忘録的な側面が大きい部分がありますが、

私自身、ものづくりをする中で困ったときに先輩ブロガーたちが記したものに助けられることがあり、ものづくりが好きな人々の一助になればとも思います。