SGノート

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キャンプツーリングデビュー

12月初旬にバイクで静岡県にある、くのわき親水公園キャンプ場へ行きました。

キャンプツーリングデビュー。夜は寒いこの時期に。

体験して感じたことを簡単に書いておこうと思う。

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きっかけ

巷はあるアニメの影響もあったであろう、キャンプが流行っているそうだ。まだまだ根強いようなうわさを聞く。Amazonではキャンプ用品が定価を大幅に超える価格で売買されていた時期もあったようだが、今はある程度落ち着いてきたような印象であり、全盛期は過ぎたのだろう。

こんな時期にキャンプを始めたきっかけはバイク仲間からの誘いだった。元々キャンプをしたかったというようなこともなかったが、焚火をしながらゆったりと優雅に過ごす姿には何となく惹かれるところがあった。加えて、バイクとキャンプは相性がとてもいいと思い、ふらりと出かけ旅をするイメージのバイクに、野外でのんびりと自然を感じながら過ごすキャンプが加わると考えると何とも非日常感が増すように感じないだろうか。

体験

・くのわき親水公園キャンプの良い所

くのわき親水公園キャンプは高速道路を下りてからすぐの道路を約30分走る。アクセスがとても良い。大井川に沿ってバイクを軽快に走らせながら目指すことができる。残念ながら筆者が行ったときには川底が見えており、水が流れる姿ではなかったが、それはそれで川辺を歩くことが出来て面白かった(キャンプは川辺にあるため朝の散歩などによい)。キャンプ場までの道中には温泉もあり嬉しい。またキャンプ場手前に一車線のみでダムの上を渡る細い橋があり、非日常感が増す。

大井川に沿って走っている大井川鉄道はSLを走らせている。今回見ることはできなかったが、時折汽笛が聞こえてくる時があり風情を感じれた。

キャンプ場は冬にしては利用率が高いと仲間から聞いたが、区画内で自由にテントが張れ、隣とも距離があり話し声などはほとんど聞こえずよかった。有名キャンプ場の真夏の写真を見たことがあったが、人だかりですごかった。すし酢め状態がない冬のキャンプは良いなと思った。炭、薪は管理棟で買うことができる。どこのキャンプ場もやっているのかもしれないが便利だ。

注意な所もある。やはり川辺だからか風が強かったこと。焚き火の火の粉が飛んだりするため、焚き火をする位置は気にした方がよい。風向きもコロコロ代わるため、防風対策は気を付けよう。

 

・寝袋の話

 寝袋は昔使っていた、モンベルのものを使っていた。室内用として買ったものだったこともあり、快適温度10℃のもの。くのわき親水公園キャンプ場の夜の気温は2℃前後だったため、とても寒かった。寝袋の上に毛布、持ってきた服を広げていたけれども一度足先が寒く起きてしまった。

冬キャンプをするなら気温にあった寝袋を選ぶのは必須。もちろん対応温度が低くなればなるほど値段が高くなっていくが惜しんではいけない。キャンプ用品を選ぶ中で特に機能を優先するべき道具だと思う。

 

・焚火の話

 くのわき親水公園キャンプ場は直火禁止。焚火台が必要になる。焚火はとても暖かく癒され、非日常感があり、キャンプの醍醐味の一つだと思う。ただ、体中がいぶされ衣服・髪などが煙臭くなる。帰宅後洗髪を数回しても匂いが取れなかった。さらに顔が乾燥する。保湿クリームなど持っていき使うべき。

 

 

・冬場 夜空

 周りが暗いため、肉眼でとてもよく見えた。星空・流れ星を見ながらまったり過ごせた。キャンプ場内の電灯が夜になっても消えなかった。他のキャンプ場では時間になると消える場所もあるらしく、そこの夜空はまた格別だそうだ。是非とも見にいきたい。

 

・バイクへの積載、バイクの挙動

 バイクでのキャンプは荷物が制限されるため、最低限+αの道具を頑張って積み込む感じとなる。筆者はサイドパニアがあるのでほとんど苦労しなかったが、初めてのときは基本ではあるが、搭載の予行演習をしたほうがいい。思っていたより荷物が多く、当日積めなくて焦ることになる可能性がある。できるだけコンパクトにできる道具だったり、多岐に併用できるもので構成するのがいい。

 今回初めてバイクに大量の荷物を載せたが、普通に運転する分には全く支障は感じられなかった。しかし、Uターンをするときは注意が必要。車体の荷重が増えているので、いつもの挙動と異なる。旋回しきれない可能性がある。

おわりに

 キャンプは自然を感じられ、とてもリフレッシュできる。食べ物もいつもよりおいしく感じるし、仲間との談笑も面白い。バイクでキャンプができれば、ツーリングで行ける世界を広げられる。今回の経験はいいものであった。

 

~MEMO~

 大井川鉄道の湖上駅がくのわきから近かったのだが、今回は行くことができなかった。次回また来ようと思う。